スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雑誌『PAPYRUS』に記事を書きました。
![]() | papyrus (パピルス) 2009年 02月号 [雑誌] (2008/12/27) 不明 商品詳細を見る |
「当初は、ノスタルジーを提供して、古いお客さんを喜ばせたいということがどっかにあったんだけど。デモテープを録ったりして気付くのは、そういうものでもないなということ。37歳なりになったサニーデイ・サービスの等身大の音を鳴らそうという感じのことなんですよね。再結成ものって、ピークのときの音を出したがるんですけど、それはやっぱり無理があるから。それをやればお金にもなるし、当時のファンも一番喜ぶけれど、自分たちがやるべきことじゃないなと思って。もう一回やってみるってなったときに、何がやりたかったのって言えば、三人が楽器持って鳴らしたときの音が楽しみだっただけで。今のサニーデイ・サービスという音にしたいなというのはありますね」
「サニーデイは街の風景をいろいろ描いてたけれど、あれは20代の若者が見た街の風景。37歳の自分が見て、暮らしている街の風景を描いて、それを三人で演奏すれば、それが次のサニーデイ・サービスの音楽になると思うんです」
午後からMASS OF THE FERMENTING DREGS、夜からwinneの取材。
今年の取材はこの2本で終了。まだまだ仕事納めというわけにはいきません。
クリスマスイルミネーションのともるなか、家路を急ぐ。
愛用してるiPOD Touchのアプリを書いていこうと思う。
ポケット青空文庫 - skybook
http://sb.aill.org/
僕は主に無料のアプリケーションばかり使っているんだけれど、初めて有料で購入したのがこのアプリ。青空文庫の存在は知っていたけれど、PC上で長い小説を読む気にはならないので、こういう形で閲覧できるアプリは非常に便利。バージョンアップでフォント変更できるようにもなったというのもありがたい。
最初にダウンロードしたのは中島敦の「山月記」と坂口安吾の「桜の森の満開の下」。何度読んでも味わいがある文章。
![]() | ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2009年 01月号 [雑誌] (2008/12/20) 不明 商品詳細を見る |
と語っていた。世界中が「どうすんの?」って迷ってる時に、20代そこそこの奴の迷いや不満を歌にしたのなんか、金出して聴きたくねえわ、って。僕は次のことをやりたいと思った
12月10日に、ミスター・チルドレンは15枚目となるニュー・アルバム『SUPERMARKET FANTASY』をリリースする。一足先に聴かせてもらったが、ここ数作にはない開放感に満ちた、聴いているうちに身体に力が沸いてくるような一枚だ。素晴らしいアルバムだと思う。なかでも象徴的なのは、ツアータイトルにも引用された〝終末のコンフィデンスソング〟という一曲目のタイトル。
「コンフィデンス」とは、「信頼」。一つの価値観が終わりを迎えつつある時代だからこそ、やってくる未来とそれを支える人々の営みに掛け値なしの信頼を抱く――そんな思いがそこには込められているのではないだろうか。「スーパーマーケット」という消費社会のシンボルと「ファンタジー」という言葉を繋げてアルバムのタイトルに掲げたことも興味深い。なんだか、不安にかられて萎縮する時代の〝処方箋〟として、ミスター・チルドレンの音楽が機能する予感さえする。
渋谷NESTで催されたマヒルノの1stアルバム『辺境のサーカス』のリリースパーティ。
対バンのFresh!、YOMOYAもなかなか濃いメンツなので惜しかったけれど、今回はマヒルノから観戦。
このバンド、ちょっと凄い。キメキメのプログレッシヴな曲構成と癖になるメロディはひたすら“妖しい”のだけれど、それをロック的なエネルギーの発露として放っているところが最高。
曲のところどころでヨーデルのようなヴォーカルを聴かせ、“顔でギターソロを弾く”ギター大竹はまるで奇人のよう。途中で暴れてライヴハウスの人には怒られてたみたいだけれど、それぐらいでちょうどいいと思う。
アルバム収録の曲だけじゃなく、結構新曲もやっていた。数年前だったら「なんですかこの変態サウンドは!?」ということになっていたかもしれないけれど、9mmや凛として時雨やホルモンを経由した今のロック好きの耳にはかなり真っ直ぐに刺さる気がする。来年、もうちょっとデカい存在になりそう。楽しみ。
![]() | 辺境のサーカス (2008/11/19) マヒルノ 商品詳細を見る |
SHIBUYA PUBLISHING & BOOK SELLERSから出ているオリジナル・マガジン『ROCKS』 vol.3にて記事を担当しました。
特集は箭内道彦さんで、「風とロックとROCKS」という直球ど真ん中なタイトル。特集内ではロックの名曲を箭内さん流に解釈する企画、そして斉藤和義・岡康道・宮藤官九郎による“箭内評”の取材・構成を担当しています。他に市川染五郎さん、 菊地成孔さんの取材も担当。
箭内さんは、会う前と会った後でとても印象が変わった人の一人。以前は、『風とロック』の奔放さや自由さを見て、「ずるいなあ」「羨ましいなあ」という印象を持っていた。でも、実際の仕事の現場や考え方を知るにつれ、その見方はどんどん変わっていった。箭内さんの持つ繊細さとがむしゃらさのバランスが、他の人にないスピード感を生み出している。計算されてるのか、勢いなのか、傍からだとわからない匙加減がある。
『サラリーマン合気道』も良書。ビジネス書としてその仕事術を自分に生かすというより、箭内道彦という特異な人の脳味噌を開陳するような一冊だった。
![]() | サラリーマン合気道―「流される」から遠くに行ける (2008/09) 箭内 道彦 商品詳細を見る |
対バンツアーの東北から戻ってきたばかりのビート・クルセイダーズの取材。
来年2月18日にメジャー初のベストアルバム『VERY BEST CRUSADERS』をリリースする彼ら。取材ではいつもすごいスピードで冗談とボケと突っ込みが繰り出されて、すごく面白い。
初っ端から
――何故このタイミングでベスト盤を出すことになったんでしょうか?
ヒダカ「解散するからです(笑) ……でも、これで笑ってもらえなかったらヤバイよね!? 地方でこれ言ったらシーンとしちゃってさあ(笑)」
みたいな。もちろんに、5年間の軌跡とこの先の展望に関しての真面目な話もじっくり訊きました。2月からの全国ワンマンZeppツアー「Oh my ZEPP」も、すごく楽しみ。
といわけで、写真はこのたび加入することになったニューメンバー。
ではなくて、フリーペーパー『clip!』編集長のT女史。雑誌の対談や対バン相手がビークル風のお面をつけてるのを見る場面は多いけれど、実はこんなところにまでお面が増殖中(笑)。
![]() | ハイファイ新書 (2009/01/07) 相対性理論 商品詳細を見る |
久しぶりに新聞を読んで実感する。
実家ではずっと「朝日」と「日経」の二紙を購読していたので「産経」の右よりなテイストは新鮮だったり、それがちょっと肌に合わなかったりということもあるんだけれど、それは瑣末なこととして置いておいて。
実感するのは、情報にはアディクトが存在する、ということ。情報を求め、その意味を消費する渇望。少なくとも僕にとってはそうだ。3月の引越しを期に僕は新聞をとらなくなったけれど、そのかわりネットのニュースをほぼ毎日チェックするようになった。自分にとってどれだけ有用なのかはわからない。それでもgoogleニュースとはてなブックマークは毎日、下手をしたら一日に何度も見て回ったりする。RSSの巡回リストを更新する。そういう作業が自分にとってどれだけ有用なのかはわからない。たぶん、アディクト=中毒なのだと思う。そして「産経新聞」のインストールされたi Pod Touchが、そのリストに加わった。
情報が無料になったことで、それを求める「欲望」は拡大する。そして希薄化する。
それは怪物のように時間を食い荒らし、身体を肥大化させ、そもそもの目的も失って暴れる。たとえば「痛いニュース」のようなサイトを見ると、情報がシンプルでプレーンな「テクスト」そのものとしてではなく、その「意味」を食い荒らすかのように消費されているのが、よくわかる。ワイドショーのコメンテーターと、2chの無数の匿名の書き込み。顔を見せているかどうかの違いだけで、本質的には同じことだと思う。
どこかで起こった凄惨な殺人事件よりも、交通事故や列車への飛び込みのほうが多数の人々の命を奪っているのに、前者が殊更に騒ぎ立てられるのはそこに消費することのできる「意味」があるからだ。正直な話、麻生総理大臣が漢字を読めたとか読めなかったとか、どうでもいいんだよなあ。
ただし、これは、「コンテンツ」ではなくて「ニュース」の話。コンテンツが無料化する時代の「欲望」については、また日を改めて。
すごい時代になったもんだ、と思う。
産経朝刊、まるごとiPhoneで 無料アプリ登場
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0812/12/news042.html
産経新聞(iPhone版)
http://www.sankei.co.jp/iphone/
ネットでニュースが読める時代になって久しいけれど、僕は紙の新聞の優位性を「紙面」、つまり見出しとレイアウトの全体性で何が重要なニュースか(というよりもその新聞社がどんなニュースを重要だと考えているかという主張)を一目瞭然にできるところにあると思っていた。
しかし、購読を申し込まなくても、毎朝iPHONE/iPod Touchに新聞の紙面がそのまま配信されてくる。通勤の電車内とかでそれを読める。さっそく導入してみたが、文字も拡大できてすごく読みやすい。iPOD Touchだと、自宅の無線LAN環境で勝手にダウンロードしておいてくれるので、通信料もかからなくて利便性も高い。
もちろん「紙で読みたい」というニーズはまだあるだろうし、新聞紙のモノとしての優位性がこれでまったくなくなると思うかといえば、そうではない。けれど、少なくとも僕にとっては「新聞を購読する」ということのモチベーションがこれで一気に下がったのは事実。
少なくとも携帯のニュースサイトで「この先は有料です(月210円)」みたいなのは、まったくお金を払う意味合いを見つけられなくなるだろう。
コンテンツがどんどん無料になっていく時代については、一ライターとして思うことも多い。というか、それはこのブログを立ち上げてからずっと考え続けているテーマでもある。簡単に答えはでないけれど、それを巡る問題が、また新たなフェーズに入った実感は確かにある。
![]() | MARQUEE vol.70 マーキー70号 (2008/12) 不明 商品詳細を見る |
こちらはシェパードの「チャッピー」。凛々しいけれど、思慮深くて人懐っこい。
まだまだ駄々っ子の「月」に、遊び相手として引っ張りまわされることも多いという。
結局僕自身は徹夜明けだったのもあり、へろへろ&バタバタで帰京しました。できればもう少し居たかったなあ。
〆切の合間をぬって、愛知の友人宅へ遊びに行きました。
写真は、飼い犬の「月」。半端なく可愛い。まだ生まれて半年も経ってない子犬なもんで、100%の好奇心と人懐っこさで飛びついてくる。
起きてから寝るまで常にテンションMAX状態。だから静止してる写真を撮るのがかなり辛かったりして。
犬、いいなあ。
![]() | シングアゲイン (2008/11/07) 都市レコード 商品詳細を見る |
47都道府県を周ってきたへきれきのツアーファイナル。縁あってお手伝いさせてもらいました。
写真は小竹君&小沼さん&もっくんのリハーサル風景。
今回のライブは客観的には見れてないんだけど、彼らは本当にいいバンドだと思う。沁みる歌をうたうなあ、と思う。
全国ツアーではいろいろなことがあった彼らだけあって、この日は万感が溢れ出しそうなライブだった。
六本木にて、TERIYAKI BOYZの取材。
![]() | SERIOUS JAPANESE(初回限定盤)(DVD付) (2009/01/28) TERIYAKI BOYZ 商品詳細を見る |
![]() | ZOCK ON! feat.Pharrell and Busta Rhymes (2008/03/19) TERIYAKI BOYZPharrell 商品詳細を見る |
![]() | I still love H.E.R.featuring KANYE WEST (2007/01/24) TERIYAKI BOYZKanye West 商品詳細を見る |