日々の音色とことば:

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FLEET「Cipher サイファ」と「初音ミクにみる新たな文化」について

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3年ぶりのアルバム『TRANSIT』をリリースしたFLEETこと佐藤純一が、そのリリースと時を同じくして、ボーカロイドによる楽曲“Cipher(サイファ)”をニコ動で発表している。



アルバム『TRANSIT』は丹念な打ち込みとバンドサウンドを融合させた、ひんやりとした感触を持ったエレクトロ・ポップに仕上がっている。もちろん、彼自身の歌声がフィーチャーされている。どうやら楽曲自体はかなり前に完成していたもののようで、“Cipher(サイファ)”はそれを経て公開したものということになる。コメントでは様々な角度からの意見が見られ、“荒れている”かのようにも見える。しかしそれは、ある種の問題提起として曲を投下した彼自身が狙ったことでもあるのだと思う。

そのへんの経緯は、「初音ミクにみる新しい文化」と題したCINRA.NETのインタビューで語られている。

togetterでtwitterでのやり取りをまとめた
「初音ミク文化論:身体性なきボーカロイドの跳躍」
というテキストも公開されている。

彼がどういうことを考えてボーカロイドのシーンに身を投じたのか、詳しくは上記のテクストに書かれている。同意できるところは多い。ただし、

"普通の音楽は、アーティストが発信する物語だけじゃないですか? もちろんみんなが共感するすごいアーティストはこれからも出てくると思うけど、出てきにくくはなっている。"


という認識には「そんなことはないよ?」と強く言いたいけれども。新しい形で強い共振を生む物語を発信することができるアーティストは現に出てきているし、そういうアーティストがマスメディア主導のプロモーションに頼ることなく「出てきやすくなった」のが今の時代だと僕は思う。

 まあ、それはいいとして。バンドシーンとボカロシーンの間にある「垣根をなくしたい」という彼の意識については、異論はないし、応援したいと強く思う。

今は文脈を共有してないじゃないですか? お互い別の文脈があるんだっていうことを、当たり前のこととして認識できるようになれば、変わっていくんじゃないかなって。無理やり一緒に何かをやるとか、まとまろうとかじゃなくて、根本的な理解を促していくっていう。



というところも。

ボーカロイドというカルチャーについては、思うことは沢山あり、それはおいおい。


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(2011/01/26)
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